勝手に考察ブログ。

個人的に気になったことを勝手に考察していこうと思います。。

関ジャニ∞とSNS~エイターはエイトの広報担当!?~

どうも、お久しぶりです:)

前回のブログ記事にて、沢山の人に見ていただいたようで、

「面白かったです」「分かりやすかったです」といった反応を沢山いただいて大変嬉しい所存でありますm(_ _)m

 

前回のブログでは関ジャニ∞マーケティングについて、

関ジャニ∞の面白動画などがSNSでバズったことを挙げました。

最後の卒論。~ジャニーズの負け犬だった関ジャニ∞が金のなる木に成長したわけ~【後編】 - Kaorin's blog

↑こちらです

 

そちらではその話はさらっと流した程度だったのですが、

昨年の#なぁ友よ(詳しくは下記にて)以降、関ジャニ∞界隈もSNSがめちゃくちゃ盛り上がっていますよね!

エイターの皆様も改めてSNSの力の大きさを実感しているのではないのでしょうか。

ってことで実はジャニーズとSNSの親和性ってめちゃくちゃ高いんじゃないか、大事なんじゃないかな~と思ったので今回、SNSについてスポットを当ててブログを書いていきたいと思います!

 

前回のブログはマーケティング用語が沢山入り交じってて読みづらかったと思うのですが(笑)、

今回はあまりマーケティング用語を使わないではまとめていこうと思うのでご安心ください(笑)。

 

ところで、みなさん、

「ジャニーズ」と「SNS」ってあんまりしっくりこないというか、正直対岸にあたる存在なんじゃ…と思われているのではないのでしょうか?

 

というのも、ご存知の通り、SNSに公式アカウントを持っているジャニーズタレント(グループ)が非常に少ない!

ここ最近になって山Pや嵐や、デビューしたてのSixTONESSnow Man、そしてジャニーズJr.のグループなどがSNSYouTubeを始めたり、

アカウントを持っていないグループでもアルバムリリースなどに合わせてプロモーション用のアカウントが作成されたりしていますが、

他の事務所やタレントと比べるとまだまだネット時代への対応が遅れているような気がします。

と・く・に!

我らが関ジャニ∞はインスタの「い」の字もなければTwitterの「つ」の字もないですよね(笑)。

 

このようにまだまだジャニーズの主戦場は「テレビ」なのかなぁと思うのですが、

正直なところ、若い世代(いわゆるSNS世代)ってテレビよりスマホのほうが見る頻度、高いですよね。。

実際にSNSを利用するファンはSNS上でファンコミュニティを形成してますし、

それに伴って企業や運営側からのアプローチ(プロモーション活動)もSNSで、っていうのが増えています。

このようにジャニーズにおいてもSNSとの親和性ってそこそこ高いと思うんです。

 

そこで、関ジャニ∞におけるSNSの効果について、以下の流れで分析(?)していきたいと思います!

 

ネット上でのプロモーション活動

まず、関ジャニ∞における、インターネットでのプロモーション活動となっている主なコンテンツとしては、

YouTubeSNSの2つの存在が大きいと思います。

 

どちらも公式アカウントはなく、本人達から発信されることはないので、

基本的にファンが投稿している形になります。

 

これらの投稿を目にする手段としては

直接「関ジャニ∞」と検索をするか、

直接検索をしなくても、YouTubeなら「あなたへのオススメ」だったり、Twitterなら拡散されたツイートがTLに入ってくることで意図せず目にするケースがあります。

ファンでなくても目にするチャンスがあるので、

新規開拓のツールにもなりうるでしょう。

 

著作権のおはなし

そこで気になるのが「非公式の動画って著作権やら何やら…ってどうなるの??」ってとこなんですが、

動画や画像を使用するにあたって

著作権・肖像権・パブリシティ権などの侵害が考えられます。

 

まずは著作権ですが、

そもそも著作権とは、著作者(作った人)の利益を守る権利のことをいいます。

要は、著作者(事務所やレコード会社・出版社など)の利益活動を妨げるような行為はダメですよ~って事だと思います。

そして、著作権は2015年まで親告罪とされていたので、

著作者側からの訴えがない限り一応罪にはならないようでした。

(つまり、相手方からやめてくださいと言われたらやめないと捕まっちゃいますよって話)

しかし2015年7月にTPPで著作権非親告罪化を発表されたため、

「商業目的で著作物を違法に複製した場合など」は問答無用で罪になることとなりました。

ですが、この声明が非常に曖昧なものだったらしく、

「市場における原著作物の収益性に大きな影響を与えない場合」は非親告罪にあたらないとされているため、

例えば著作物を一部切り取って短い動画にしたものやインターネット上で一般に公開されている画像、ライブのレポなどをTwitter上に載せることに関しては

特段それによって売り上げが下がるとは考えられないので

親告罪と読み取れるかな?と思います。(あくまで個人的な見解です)

 

詳しくは

https://dic.nicovideo.jp/t/a/%25E8%2591%2597%25E4%25BD%259C%25E6%25A8%25A9%25E3%2581%25AE%25E9%259D%259E%25E8%25A6%25AA%25E5%2591%258A%25E7%25BD%25AA%25E5%258C%2596

こちらを見てみてください

 

肖像権については、

肖像権とは自分の肖像の勝手な撮影や描写、加工・公開などの使用から守る権利ですが、

公の場での言動などについては侵害にあたらないとされているので(盗撮とかではなければ)特に問題はないかと思います。

 

肖像権の侵害になるケースとならないケース | リモートワーク - anywher

詳しくはこちらをご覧下さいm(_ _)m

 

そしてパブリシティ権ですが、

パブリシティ権とは、簡単にいえば

タレントが持つネームバリューを第三者の経済活動に使わせない権利のことです。

ファンは基本的にSNS上において経済活動を行ってるわけではないのでこちらも問題はないかと思います。

 

SNSによる効果

私はSNSによってアイドルに得られるプロモーション効果は3つあると考えます。

 

1つ目は新規ファンの獲得です。

もちろん、SNSだけで新規ファンを獲得するのは難しいです。

でも例えば、Twitterに放たれた「パスポートとりたいんです?」から関ジャニ∞クロニクルを見始めた人がファンになるかもしれません。

新規ファンを獲得するには完全なる口コミだけでは難しいですが、ちょっとした体験ができるのはSNSの魅力ですよね。

 

2つ目はファンコミュニティの活発化です。

先程のブランドロイヤリティのところでもお話しましたが、

私はこのファンコミュニティが盛り上がることがめちゃくちゃ大事だと思ってます。

 

何故なら、常に話題を共有し合い、ファンが関ジャニ∞を思い起こさせる瞬間を増やし(想起)、ファンの脳内占有率をあげることで、自発的に”飽きさせない・浮気させない”を実現しているのです。

 

3つ目は認知度アップとイメージ戦略の効果です。

これはファンじゃない人・関ジャニ∞に興味のない人へのアプローチに対する効果の話です。

 

知名度の向上はSNSはテレビに敵いませんが、

認知度の向上はSNSはテレビよりも強いと思います。

例えば、テレビCMに出演すれば、沢山の人の目に触れられますが、ここで得られるのは”関ジャニ∞がCMに出ている”という情報だけで、グループに関する情報は得ることが出来ません。

だからCMを見ただけでは、「なんとなくこの人たち見たことある」って感じで、関ジャニ∞がどんなグループなのかは分かりません。

 

その点SNSでは、

例えば、「パスポートとりたいんです?」のツイートを見た人は、

関ジャニ∞に”空耳英会話が面白い(仮)”という情報がプラスされ、

関ジャニ∞はこんなバラエティをやっている、こんな面白さがある、というイメージがつくことによって知名度が認知度に変わり、より印象が強くなります。

顧客を増やすためには知名度より認知度を上げる方が大事だったりします。

 

つまり、エイターはSNSで呟くことによって

関ジャニ∞の広報活動を行ってたりするんです!

 

関ジャニ∞SNS

では、関ジャニ∞界隈のTwitterでは、どのような効果が出ているのでしょうか?

 

私が前々からTLを見ててSNS上の”エイター”というコミュニティは盛り上がっているなぁと思っていたのですが、

さらに盛り上がるきっかけとなったのが「#なぁ友よ」の誕生だったと思います。

 

これは、5人体制で初めてシングル「友よ」のリリースに向けて、(Twitterの呟き数が加味される)Billboardのランキング対策として、ファンによって作られたタグだったのですが、

 

フラゲ日前夜から凄まじい盛り上がりをみせ、トレンド入りもしていました。

 

これまでエイト界隈ではハッシュタグをつけて呟くことはそれほど重視されていなかったので、

意識して呟かれるきっかけにもなりました。

 

そして、この話の奇跡とも言えるのが、

この「#なぁ友よ」が本人たちの元に届いたことです!

 

このTwitterでの話題が関ジャニ∞本人にも伝わり、

彼らが有料会員制のブログで反応してくれたのです!

 

「#なぁ友よ」はファンコミュニティで発信されたものにもかかわらず、タレントとファンが一体となって盛り上げた例となりました。

 

単なる一例には留まらず、その他にも大倉くんのブログとTwitterを連携させて行われた「#ぼち夜鑑賞会(特典映像の鑑賞会)」や冠番組に合わせて盛り上がれるようにタグを指定くれるなど、

エイトとエイターでTwitterを盛り上げました。

 

特に「#ぼち夜鑑賞会」は同じ空間にいるわけでも、ライブ配信で共有しているわけでもない中で鑑賞会を行うのは非常に難しく、他に類を見ない試みだったと思うのですが、

Twitterにおいて一時、世界トレンド1位を獲得する程の盛り上がりとなりました。

 

また、ファンクラブコンテンツにおいても、

関ジャニ∞TVとして、インスタのストーリーやYouTubeの動画配信に近いコンテンツをFC内のみで楽しめるサービスも昨年から始めました。

 

本来、タレントがSNSをするのはファンとの交流の目的が大きいと思うのですが、

関ジャニ∞はまさに、SNSをやらずして、SNS上のファンと交流する、新たなモデルを作り上げようとしているのではないかと思うのです!

 

以前、SHOWROOM前田社長のオールナイトニッポンにて、大倉くんがゲスト出演した際にもジャニーズがSNSをやることについて少しお話されていましたが、

関ジャニ∞SNSの良さは取り入れながら、アイドルの偶像性(手には届かない憧れの存在といった希少性)も大事にしているように思えます。

 

まとめ:ジャニーズはSNSをやるべきか

では、結論として「ジャニーズはSNSをやるべきなのか」という問に答えるとしたら、

私は活動状況やグループのタイプによってやってもいいとは思います。

実際に若い世代をターゲットとした若手のジャニーズグループはSNSYouTube上で多くのファンを獲得しています。

 

ですが、関ジャニ∞については、

私はあんまりSNSをやるメリットは感じないかなぁと思っています。

というのも、関ジャニ∞はキャリアも長く、知名度という部分では戦略を練る必要性はそこまで高くないと思うからです。

それに、例えばエイトがインスタを始めたところで、インスタ映えする写真を撮りそうにも思えませんし(笑)

また、視覚的なパフォーマンスが売りのグループっていうわけでもないですしね。

(ある種SNSYouTubeを有効に活用しているKーPOPアイドルとは正反対の存在かもしれません)

 

ただ、個人的な意見としてはネット上でもっと沢山の人に関ジャニ∞の音楽を聴いてもらえるようにはなって欲しいなぁと思います。

 

 

今は、ジャニーズもインターネットコンテンツへの対応について、まだまだ手探りの段階だと思います。

 

そしてまた、このジャニーズとネットとの関係性について、新たな形の一つとして関ジャニ∞が提示しているのではないかと思います。

 

個人的にもマーケティングを学んでいた身として、

今後、ネットに進出したジャニーズがどうなっていくのか、

また、関ジャニ∞がどうなっていくのか楽しみです。

 

最後までお付き合いくださりありがとうございました!

 

また、ブログを更新した際には読んでいただけたら嬉しいです!

 

m(_ _)m